死刑判決の一覧

死刑判決・死刑囚の一覧(裁判)です。戦後の日本。最新まで。判決確定年月、被告の名前、死刑執行状況、事件名、解説など

判決確定年月 被告の名前 死刑執行状況、事件名、解説など
2019年
7月
堀慶末
(ほり・よしとも)
拘置中。裁判員裁判。碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件
2019年
7月
保見光成
(ほみ・こうせい)
拘置中。裁判員裁判。山口連続殺人放火事件
2019年
5月
山田浩二
(やまだ・こうじ)
拘置中。裁判員裁判。寝屋川市中1男女殺害事件

最高裁で再逆転無罪~裁判員の結論支持

覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)罪などに問われ、一審の裁判員裁判で全面無罪となった後に二審で逆転有罪とされ、二審の在り方が争点になった元会社役員、安西喜久夫被告(61)の上告審判決が2012年2月13日、最高裁第1小法廷で言い渡された。金築誠志裁判長は、事実誤認を理由に一審判決を見直す際は、論理的な整合性や一般常識に当たる「論理則、経験則」に照らし、不合理な点があることを具体的に示さなければならないとの初判断を示し、二審判決を破棄、無罪とした。再逆転での無罪が確定する。

裁判官5人の全員一致による結論。裁判員裁判で審理された事件の無罪が最高裁で確定するのは初めて。裁判員裁判かどうかを問わず、事実誤認をめぐる一審と二審との関係を初めて明確に位置付けた。

被告は2009年11月に成田空港で覚せい剤約1キロ入りの缶をバッグ内に隠し持ったとして起訴された。一審は「薬物を認識していたとはいえない」と認定したが、二審は事実誤認を指摘。懲役10年、罰金600万円とした。裁判員裁判で一審全面無罪、二審逆転有罪の全国初の事例だった。



裁判員制度と警察

裁判員制度では、弁護人と検察官が、それぞれ4人まで裁判員から外すこと(忌避)ができ、忌避理由は明かされない。それだけに「“公平な裁判”を建前に、警察や死刑制度に関する個人の思想信条が問いただされ、スクリーニング(選別)に使われる」との声もある。

裁判員制度の特徴の一つに、裁判員の選ばれ方がある。国会議員や法曹関係者、警察官、自衛隊員、事件関係者などは除外される。病気やけがを抱えた人、70歳以上の高齢者なども辞退できるという。